2016年に開催されたObliteration Records主催フェス“Asakusa Deathfest”にヘッドライナーとして出演し、妙にレジェンドめいた貫禄のパフォーマンスで会場を圧倒した米カリフォルニアの気鋭バンドが、名門Century Mediaと契約。USエリアはDark Descent Recordsからという振り分けもニクい最新作です。初期DEATHとOBITUARYのミックスに初期GORGUTS、MALEVOLENT CREATIONを投入した感じの90s Roadrunnerデスメタルがトレードマークだけど、その路線を引き継ぎながらも本作ではネクストレベルに到達した現行ならではのオリジナリティを聴かせてくれます。Dan Swanöのミックス / マスタリングも、そのあたりきちんと踏まえている気がしますね。謎のベテラン感(結成7年目だから実際ベテランの域ではあるんだけど)は健在だし、今一番Dan Seagraveのアートワークがハマるバンドということで間違いないです!XIBALBAとのカップリング・ツアーとかも全然アリだと思うなあ。