INDECISION過ぎるスタイルを現行の感覚を用いてアップデートしたサウンドで90sおじさんのハートをがっちり掴み、2009年の1st『Crusade』、Taylor Young(NAILS, DISGRACE, TWITCHING TONGUES)がマスタリングを務めた2013年の2nd『Cost Of Living』でその評価を不動のものとした米ロングアイランドNYの雄が、4年ぶりにリリースしたフル・アルバム。路線に変更はないものの、よりクリアでフットワークが軽くなった印象。SEPULTURA AGAINST THE MACHINEの形容がハマり過ぎる冒頭から、90s全種盛り。INDECISION、SNAPCASE(2nd)、初期108、一部TURMOIL、VISION OF DISORDERなどを思わせるピースを、紛うことなき現在のセンスで聴かせてくれます。初期THE WARRIORSや、STRAY FROM THE PATHなんかのファンにもおすすめ。