2013年の初単独7inchヴァイナルで注目を浴び、翌年にはフル・アルバムを20 Buck Spinからリリースしてファンを驚かせたフィンランドはヘルシンキのクロスオーヴァー・スラッシャーズの2ndフル。前作は80sクロスオーヴァー・リヴァイヴァルのめちゃくちゃかっこいいやつ、という印象で、POWER TRIPやCOKE BUST、VIOLENT REACTION、TAKE OFFENCEまで幅広く交流を持っていることから、やっぱり初期MUNICIPAL WASTEを想起せざるを得ませんでした。音もけっこう近かったし。しかし、今作ではその雰囲気もある程度保ちつつ、ハードコアパンクのバーバリックな側面を強調したヴァイオレントな仕上がりでかっこいい!IRON AGEとかFIRE & ICE、POWER TRIP、UKのDEAL WITH ITとかが好きな人は必聴だけど、2000年前後のASBESTSにもなんか近いものある気がするんだよな~。