- 2016/12/14
REDSHEER / NoLA / REDSHEER
先日リリースされた「TILL YOUR DEATH Vol.3」にも参加し、共演の多いNoLAとREDSHEERによるスプリット7"EP。
NoLAはアルバムの印象よりはメタル寄りな印象のある３分代の曲を２曲収録。全体的なバンドの印象としてはここまでスピード感のある曲の印象がなかったので、この２曲を連続して聞くとちょっと驚かされた。カオティック・ハードコアと呼ぶのが一番相応しいジャンルになるんだろうが、TILL YOUR DEATH Vol.3」のレビューでも書いたが、このジャンル内のバンドはそれぞれに表現方法が違うので、一概に一つのジャンル内で話をするのは無理があるのだが、そう呼ばれるジャンルのバンドが好きな人には必ず何かひっかかるものがあるはず。
気迫、切迫感ある音の攻勢は体の芯に響き渡る。TERROR SQUAD、NEPENTHES、SWARRRM等最近、キャリアのあるヴォーカリストがそれぞれに独特な日本語歌詞の表現を聞かせてくれるが、このNoLAもまたそれらのバンドとは世代的には違うが、それらのバンドと同等レベルの日本語歌詞の世界を見せてくれる点にも注目してもらいたい。まだまだ先が楽しみな若いバンドだが、この２曲で更に今後の展開が楽しみなバンドになった。
対するREDSHEERは６分代の１曲を収録。アルバムの完成度とライヴのクオリティーでどんどん知名度を上げているバンドで、こちらもジャンルとしてはカオティック・ハードコアになるんだろうが、NoLAとの対比ある長尺な曲を収録し、全体的にはハードコアよりはオルタナティブな印象が強めの曲だが、そもそもオルタナティブな印象も持ち合わせていたバンドではあるので驚かされる要素とは言えないかもしれないが、クオリティーが間違いなくアルバムから一段上がっていると思わされる。聞き始めると引き込まれる感覚という点ではNEUROSISの新作を聞いている時の感覚を思い出させるものがあるし、６分という長尺をまったく感じさせない仕上がり。
REDSHEERはこの作品も含め音源も必聴だが、個人的にはそれ以上に全身全霊を感じさせるライヴは必見だ！
先日行われた発売記念ライヴで販売された作品で、少数限定プレスのもののようだが、それではもったいなさすぎると思うし、一人でも多くの人に聞いてもらいたい作品。
NoLAはアルバムの印象よりはメタル寄りな印象のある３分代の曲を２曲収録。全体的なバンドの印象としてはここまでスピード感のある曲の印象がなかったので、この２曲を連続して聞くとちょっと驚かされた。カオティック・ハードコアと呼ぶのが一番相応しいジャンルになるんだろうが、TILL YOUR DEATH Vol.3」のレビューでも書いたが、このジャンル内のバンドはそれぞれに表現方法が違うので、一概に一つのジャンル内で話をするのは無理があるのだが、そう呼ばれるジャンルのバンドが好きな人には必ず何かひっかかるものがあるはず。
気迫、切迫感ある音の攻勢は体の芯に響き渡る。TERROR SQUAD、NEPENTHES、SWARRRM等最近、キャリアのあるヴォーカリストがそれぞれに独特な日本語歌詞の表現を聞かせてくれるが、このNoLAもまたそれらのバンドとは世代的には違うが、それらのバンドと同等レベルの日本語歌詞の世界を見せてくれる点にも注目してもらいたい。まだまだ先が楽しみな若いバンドだが、この２曲で更に今後の展開が楽しみなバンドになった。
対するREDSHEERは６分代の１曲を収録。アルバムの完成度とライヴのクオリティーでどんどん知名度を上げているバンドで、こちらもジャンルとしてはカオティック・ハードコアになるんだろうが、NoLAとの対比ある長尺な曲を収録し、全体的にはハードコアよりはオルタナティブな印象が強めの曲だが、そもそもオルタナティブな印象も持ち合わせていたバンドではあるので驚かされる要素とは言えないかもしれないが、クオリティーが間違いなくアルバムから一段上がっていると思わされる。聞き始めると引き込まれる感覚という点ではNEUROSISの新作を聞いている時の感覚を思い出させるものがあるし、６分という長尺をまったく感じさせない仕上がり。
REDSHEERはこの作品も含め音源も必聴だが、個人的にはそれ以上に全身全霊を感じさせるライヴは必見だ！
先日行われた発売記念ライヴで販売された作品で、少数限定プレスのもののようだが、それではもったいなさすぎると思うし、一人でも多くの人に聞いてもらいたい作品。
text by Jumbo