- 2016/11/25
EP II / FRIENDSHIP
要塞の如く立ち並ぶキャビネットをはじめとする大量の機材から繰り出される圧殺サウンドと、機材と同じかそれ以上に豊富なマーチの数々(いずれもナイスなセンス)で話題となっている千葉 / 東京ベースのFRIENDSHIP。今年1月に発売され即完売となった初作に続く2作目。
ノイズ / パワーアンビエントを踏まえた90sパワーヴァイオレンス・リヴァイヴァル、しかもモッシュコアの要素を含む音楽性という意味で一番近いのはFULL OF HELLだけど、FoHがMERZBOWとの合作に象徴されるようにエクスペリメンタルな側面を融合させながらアウトプットする道を選んだのに対し、FRIENDSHIPはシーンを選んでアウトプットしている印象。 限定のカセットテープや期間限定のDL作品ではめちゃめちゃハーシィなノイズ要素をふんだんに盛り込んでいるけれど、CDEPではもっとピットに寄せた作風です。
具合が悪くなりそうなハイパーヘヴィなスラッジ・パートからのフルブラスト、WEEKEND NACHOSよりも残虐度の高い極悪ビートダウンも交え、カヴァー・アートの雰囲気にぴったりの闇黒暴力音楽を聴かせてくれます。
間違いなく日本エクストリーム・ミュージックの先端にいるバンドだけに必聴です。
ノイズ / パワーアンビエントを踏まえた90sパワーヴァイオレンス・リヴァイヴァル、しかもモッシュコアの要素を含む音楽性という意味で一番近いのはFULL OF HELLだけど、FoHがMERZBOWとの合作に象徴されるようにエクスペリメンタルな側面を融合させながらアウトプットする道を選んだのに対し、FRIENDSHIPはシーンを選んでアウトプットしている印象。 限定のカセットテープや期間限定のDL作品ではめちゃめちゃハーシィなノイズ要素をふんだんに盛り込んでいるけれど、CDEPではもっとピットに寄せた作風です。
具合が悪くなりそうなハイパーヘヴィなスラッジ・パートからのフルブラスト、WEEKEND NACHOSよりも残虐度の高い極悪ビートダウンも交え、カヴァー・アートの雰囲気にぴったりの闇黒暴力音楽を聴かせてくれます。
間違いなく日本エクストリーム・ミュージックの先端にいるバンドだけに必聴です。
text by 久保田千史