- 2013/12/10
Hail to the King / AVENGED SEVENFOLD
仮にGoodlife RecoedingsやHopeless Recordsからリリースしていた頃の彼らが本作の収録曲をプレイしたら、はっきり言って、それはそれはちんたらしたウンコみたいな出来栄えとなることは間違いないありません。 でも本作はオッケー。
つまり、彼らの成長、貫禄が滲み出た作品ということです。
ミッド〜スロウのスタジアム・ロック然とした楽曲を中心に据え、小手先で誤魔化せない環境をあえて作り出しているかのよう。それだけにファンの評価は分かれそうなところ。
METALLICAやガンズのパクりっぽい部分も、まあ、いいんじゃないですか。
The Revの死が云々なんて語ってほしくないだろうし、Arinはすごく良い仕事をしてると思うから、彼らのファンであればまず聴いてみるべき。
text by 久保田千史