Hydra HeadのドンAaron Turnerさん(SUMAC)とその公私に渉るパートナーFaith Colocciaさん(MAMIFFER)、CIRCLE / PHARAOH OVERLORDのTomi LeppänenさんとJussi Lehtisaloさん、そしてJESUITの、いや、すいません、CONVERGEのNate Newtonさんという、わかるような、わかんないような、謎ラインナップ・バンドの2ndアルバム。前作にはHIM(WordSoundやFatCatでおなじみのHiMじゃなくて、ゴスくてデカダン・ヴァンパイア的なHis Infernal Majestyのほう!)のJukka Krögerも在籍していたのだから、ほんと謎です。なにげにHIM好きなので(スケートカルチャーとの謎リンクも含めて)、今回Krögerさんが参加していないのはちょっと寂しいですが、本作もヘンなアルバムです。パッと聴いた感じはBLACK FLAGやDCに通じるドライでジャリっとしたアメハー・テイストに、Turnerさんのブルータル・モード発動時ヴォーカルが乗る感じなんだけど、CIRCLEっぽい意味不明なホワ~ンていうシンセがちょいちょい挿入されたり、全体的なミックスも風変りだったり、一筋縄ではいかないです。メタルモード時のCIRCLEをアメハーに置換した感じと言ったら語弊があるかな?サイケデックとか、アトモスフェリックとかいうのとはな~んかビミョーに違う、よくわかんない違和感がクセになる系だと思います。キャッチーだし。