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Rated Disc Battle

ディスクレビュー

エントリー

  • 2016/03/14

FOR THE NIGHT AND BLOOD / GREENMACHiNE

FOR THE NIGHT AND BLOOD / GREENMACHiNE
発売日
発売中
レーベル
DAYMARE RECORDINGS
関連URL
http://www.daymarerecordings.com/
https://www.facebook.com/GREENMACHiNE.Hardcorerock/

金沢のGREENMACHiNEによる復活作となるニューEP。
現在は新ギタリストにThe Donor、RESENTMENTのMaxを加え4人編成となっている。
以前のイメージではドゥーム/スラッジ系のイメージの強いバンドであり実際サウンドもそういった路線だったと記憶しているが、本作で聞けるサウンドはバンドの基本としてそういった根っこの部分もあるが、NEPENTHESと同じくもっと広義で”ヘヴィロック”と言いたい内容に感じるし自らを”HARDCORE ROCK”と呼ぶのも納得の仕上がり。
オープニングナンバーの"Rapidfire"のドライヴ感と疾走感にまず驚かさされたし燃え上がる! レーベルのインフォにある「何かを繰り返すためではなく、この音を鳴らすための再始動」という言葉も大いに納得の内容。 このGREENMAHiNEは以前からそう言えるバンドであったことは認識していたが、本作でもやはり世界を相手に出来るバンドだと再認識させられたし、国内だけの活動だけで終わっては本当にもったいない存在だと思う。
DOOMの新作と共にしばらくは自分にとってヘヴィーローテーション確定! 唯一不満な点は4曲しか収録されていないEPという点。
一刻も早く今のGREENMACHiNEのアルバムが聞きたいという欲求にかられる充実作。

text by Jumbo