DISGRACE、NAILSのTaylor Youngと、GOD'S HATEのColin Youngが在籍という時点で気になるバンドの1st EP。この2人が在籍するバンドならRUCKUSもTHE MIDNIGHT SONSもTWITCHING TONGUESもあるやんけ!もうお腹いっぱい!という意見はごもっともですが、このバンドはまた一味違う。バンド名からお察しの通り完全に100 DEMONSウォーシップであるに留まらず、シンガーが元祖『In The Eyes Of The Lord』でマイクを握ったBruce LePageその人なんです!エンジニア、プロデューサーとしても名高いTaylor Youngが手掛ける作品はXIBALBAを筆頭に、90sのテイストを現行の感覚でビルドアップしたものがほとんどだけれど、今回はがっつり90sに寄せた感じで、100 DEMONSはもとよりSTIGMATAを頂点とするトロイコアやMERAUDERのファンはガッツポーズ必至。新宿のCISCOでDYING BREEDとかSTRAIGHT JACKETとかを一生懸命買っていた日々の記憶が蘇って涙ちょちょぎれるはずです(泣)。録音はもちろんTaylor Youngが担当。ベースを弾いているのがClosed Casket Activitiesのオーナー・Justin Loudenだったり、ミックスが名匠・Steve Evettsだったり、マスタリングがDEATHREAT、FROM ASHES RISE、NO PARADE、WARCRY、WORLD BURNS TO DEATHのBrad Boatrightだったりするのも良いですね。