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ETD Special

スペシャル

ライブレポート

HELLCHILD RE-CRYSTALIZATION ~HELLCHILD~

2001年1月のライヴを最後に活動を停止し解散状態であった日本のデスメタルの中心であったHELLCHILDがこの日14年振りの復活ライヴを行った。

まずはZENI GEVAがオープニングを務めた。現在はRUINSの吉田達也氏がドラムを務め現在はK.K. NULLとの二人組での編成。
ライヴで確認する限り吉田達也氏は見事にZENI GEVAにはまっており、この二人のコンビネーションは独特な世界観を産み出していた。
世界的な名手である吉田達也氏のドラミングはZENI GEVAをこれまでとはまた別次元の世界へ導いているように感じさせる。この編成での新作を早く聞きたいと強く思わされるステージであった。

HELLCHILD HELLCHILD

続いては本日のメインであるHELLCHILDが2ndアルバム「CIRCULATING CONTRADICTION」のイントロにのって登場。そしてバンドの代表曲とも言える「CIRCULATING CONTRADICTION」のオープニング・ナンバー”Caress Wounds"でスタート。
まずギターの出音一発でHELLCHILDが蘇った事をすぐに確認させてくれる。あの時と何ら変わらないズシズシ響き渡る音は本当に心地よい。
元GARLIC BOYSのキャリアを持つKyo(Ba)もその腕前は衰える事はなく、またHELLCHILDの歴史でも初めてとなる指弾きのプレイスタイルはHELLCHILDに新たな色を加えていた。
FROM HELLでもドラムを務めていた内藤(Dr)のプレイはFROM HELLでのプレイが勿論駄目だったわではないが、やはりHELLCHILDのようなツーバス連打のプレイがよく似合っている。
昔のHELLCHILDを見ていた全ての人が新加入となったヴォーカルがどうなのか?という不安を抱きながらの観戦だったと思われるが、新加入のKaz(Vo)のヴォーカルはそういう不安を持っていた全ての人達を納得させたと言えるだろう。
序盤はやや苦しそうな印象もあったが、ライヴが進むにつれ本領を発揮し最終的には前任者にも負けず劣らずの獣声で存在感を示してくれた。
そしてそのサウンドの中心である鈴木英一郎のギターの存在感は流石と唸らさせるものがある。
彼はやはり日本のヘヴィーミュージック・シーンでは有数のギタリストであると改めてこの日証明したと言えるだろう。
最後にはバンドの代表曲である「BARESKIN」のオープニングトラック"Self-Scorn"にて全10曲のライヴが終了。
熱心なファンにはもっと見たい曲もあったことだろう。

HELLCHILD

もっとと望む客の声援に応えアンコールでは90年代初期のライヴではラストの定番曲"What's For Live Or Die"を披露、更に再度アンコールに応え2度目のアンコールではバンド初の海外レコーディングされた”In Words, For Words"にて終了。
この日HELLCHILDは完全復活を示しただけでなく、やはり日本のシーンの中でも有数のライヴバンドである事を存分に見せつけたと言えるだろう。

日本のデスメタルの最初の盛り上がりにおいても重要な役割を果たしたHELLCHILDの復活は今の日本のシーンの中でこれからどのような存在感を見せてくれるのか注目に値するだろう。
そしてこの日披露された新曲は新作への期待を充分に膨らませてくれた。
今後やはりHELLCHILDの動向からは目が離せない!



Set List

RE-CRYSTALIZATION ~HELLCHILD~ Dec 15th @ SHIMOKITAZAWA、SHELTER

HELLCHILD HELLCHILD HELLCHILD
  1. CARESS WOUNDS
  2. RIGHT? WRONG?
  3. BLOOD RED TEARS
  4. IN A SENCE OF SIN
  5. TREASON OF DEATH
  6. 新曲
  7. WITHOUT ANY ANSWER
  8. IN INDULGENCE
  9. I
  10. SELF-SCORN
ENCORE
  1. WHAT'S FOR LIVE OR DIE?
ENCORE 2
  1. IN WORDS, FOR WORDS