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ETD Special

スペシャル

ライブレポート

MARYLAND DEATH FEST参戦記

今回RELAPSE RECORDSが25周年ということでRELAPSE所属のバンドが多数出演するし、RELAPSEのスタッフも全員集まるという事でRELAPSE JAPANの私も本社からのお誘いを受けてMARYLAND DEATHFESTへ参戦させていただく事となりました。

スケジュール

スケジュール

今年で13年目を迎えたMARYLAND DEATHFEST!
このフェスは3カ所の会場に4個のステージにより開催され、総勢80以上のヘヴィーなバンドが世界中から集結するアメリカでも屈指のメタルフェス。
 まず日本人である自分にはこの規模のメタルフェスが開催出来ること自体が驚きでもあり、羨ましい限り。
しかもSLAYERやMETALLICAのような巨大なバンドなしでこの規模のフェスを実現出来ることが凄いし、アメリカでのメタルの規模の大きさを実感させられる。


1日目

サンドステージ

サンドステージ

SKINLESS

SKINLESS SKINLESS

初日はメインの二つのステージの開催はなく、SBALTIMORE SOUNDSTAGEとRAM'S HEAD LIVEという二つの屋内での会場のみでの開催。
まずBALTIMORE SOUNDSTAGEに。 この会場は東京で言えばLIQUIDROOMの横幅を広くした感じの会場で、会場内に貼ってあるポスターを見るとHIGH ON FIREやCRYPTOPSY等もヘッドライナーとして使用している会場のようです。
到着した時にはニューヨークの古参デスメタル、INTERNAL BLEEDINGが演奏中。
ニューヨーク産ならではのスラミング・デスメタルはキャリアを感じさせる安定した演奏を披露してくれていたが、正直いかんせん曲に特徴がないと言うか、あまり特出した部分が感じられないのが残念。

続いては復活を果たしたSKINLESSの登場。
今回オリジナルのラインアップにギタリストを一人加えツイン・ギター、5人編成での復活。
ライヴは名作2nd「FORESHADOWING OUR DEMISE」のトップ"Foreshadowing Our Demise"で豪快にスタート。
客席もまってましたと言わんばかりに一気に盛り上がる。
相変わらずキャラのたったヴォーカリスト、Sherwoodの存在感は際立っており、ステージでやはり一番目立つ存在だった。
以前も勿論そうだったが、このSherwoodのヴォーカルが以前に増してロウになった印象があった。
バンド活動を休んでいた期間があったとは思わせない姿が嬉しい限りだ。

DEVOURMENT

DEVOURMENT
ハードコア流儀も持ち合わせるSKINLESSならではの現在で言うところのデス・コア的な展開も持ち合わせるSKINLESSはブルータルであることは間違いない存在だが、それだけでは終わらない巧さを感じさせてくれる存在。素直に再結成は喜ばしいことだなぁと実感させてくれるステージだった。

続いてはこちらもRELAPSE所属のDEVOURMENTが登場。
 SKINLESSも相当にブルータルだったが、このDEVOURMENTもそれに負けず劣らずというかその一点だけで比較したらこちらの方がブルータルだったと思わさせる程にとことんブルータル。
とにかくブルータル! 徹底してブルータル!!
客席の盛り上がりもSKINLESSと同等あるいはそれ以上で、アメリカでのDEVOURMENTの人気の高さを見せつけられた印象だった。



2日目

二日目からはメインの野外会場EDISON LOTでも開催。
この会場は二つのステージがあり、そこで交互にバンドが入れ替わるようにライヴが開催される。
と同時に数多くのブースがこの日から出店。レーベルだけでなくレコードショップ等が数多く立ち並ぶ。

LOCK UP

LOCK UP LOCK UP

会場いりして会場内をウロウロしていたらLOCK UPのKevin(ex-BRUTAL TRUTH)とShaneと再会。
この日はまず個人的に注目のこのLOCK UPを観戦しようとステージ前に陣取っていたんだが、このLOCK UPが始まる前に隣のステージからやけにスラッシーな音が聞こえてくるなと思っていて、Kevinに「あれ誰?』と聞いても「わかんねぇ」と気にも留めない様子だったが、後になってタイムテーブルを確認してみたら、なんとそのやけにスラッシーなバンドはMASTERだった!
 初期デスメタルの隠れた名バンドとも言えるMASTERが、あんなにスラッシーなサウンドだったとは驚き。
そんな事にも気がつかないままLOCK UPがスタート。
Kevinが加入して初めて見るLOCK UPだったが、前任のTomas(AT THE GATES)が決して駄目だったというわけではないが、個人的にはKevinの加入でパワーアップした印象があった。
Kevinは去年11月のBRUTAL TRUTHの来日公演でも見せてくれたように、ほんとに元気でバンド活動を心から楽しんでいるように見えた。
親友でもあるShaneとの活動が彼をそう思わせる部分もあるんだろう。
相変わらずNick(Dr)は世界でも有数のブラスト・ドラマーでありこの日も高速プレイで畳み掛ける。
 ヴォーカル以外は以前の日本公演から変わる事はなく、かなりバンドとしてのまとまりというのを感じさせてくれるステージだった。
ライヴの終盤ではBRUTAL TRUTH、TERRORIZERのカヴァーを披露し、大いに会場を盛り上げた。


LOCK UPが終わると、隣のステージBではノルウェイのAURA NOIRがスタート。
個人的には完璧にブラックメタルなバンドだと思い込んでいたが、音はこれも意外なほどにスラッシュ。
重さよりも鋭さ優先という感じの音だった。

SUFFOCATION

SUFFOCATION

続いてステージAにはSUFFOCATIONが登場したのだが、AURA NOIRの演奏中にも関わらずSUFFOCATION開始前にはかなりの人数が集まり人気の高さを伺わせた。
オリジナル・ドラマーのMike Smithはすでに脱退しているが、この日のドラムもまた高いレベルのドラミングを見せてくれるなぁ~と感心していたのだが、後になって気がついたのだが、この日ドラムを叩いていたのは最新作「PINNACLE OF BEDLAM」でドラムを担当していたDave Culrossではなく元DYING FETUS、MISERY INDEX、DAATHでもその腕前を披露していたKevin Talleyだった。
なるほどその腕前にも納得である。
 とにかくテクニカルで演奏力の高いSUFFOCATIONであり、この日もメインステージにおいては一番だったと言える演奏力を披露してくれていたしベテランならではの安定感は流石と思わせるものがあった。


OBITUARY

OBITUARY OBITUARY

そしてSUFFOCATIONに続きステージBにはフロリダの古参OBITUARYが登場。
SUFFOCATION同様にかなりの人が詰めかけ人気の高さを伺わせる。
 以前日本公演ではギタリスト一人の体制でのライヴで基本ギターソロのないライヴだったが、現在はギタリスト二人の体制となり、より完璧と言えるステージを披露してくれた。
この日もミッドテンポで押し切る言わば不変の美学を貫くOBITUARYサウンドを轟かせていた。
John Tardyは相変わらずマイクスタンドを常に両手で持ちながら、その絞り出すような独特なデスヴォイスとも一味違うヴォーカルをこの日も披露してくれていた。
とにかく貫禄という言葉がはまるステージだった。

BLOOD BATH

BLOOD BATH

続いてステージAにメインステージのとりとしてスウェーデンのBLOOD BATHが登場。
どうやらこの日のライヴが彼らの初めてのアメリカでのライヴだそうである。
ルックスはしっかりとメイクされブラックメタル的な印象が強いが、CDで聞くサウンドはデスメタルの印象があったが、実際にステージから聞こえてくるサウンドはデスメタルと言うよりスラッシュだったという印象があった。

この日メインステージA、Bで色々なバンドを見たが、見ていた感じでは一番人気の高いのはSUFFOCATIONだったように感じた。
ニューヨーク出身の彼らはやはり東海岸ではかなり人気の高い存在なのだろう。


NAPALM DETAH

NAPALM DETAH NAPALM DETAH

その後BALTIMORE SOUNDSTAGEに移動し、到着した時にはGHOULが演奏中。
ルックスはかなりおちゃらけていると言うかコミックバンド的な感じだった。
続いてトリとしてNAPALM DETAHが登場。
ShaneはLOCK UPに続いてこの日2ステージ目の出演。
未だにMitch(Gu)はお休みで昨年の来日公演同様VENOMOUS CONCEPTのJohnnyがギターを担当。
Johnnyはこの日もいい仕事してました。
来日公演同様"Multinational Corporations part 2"にてライヴはスタート。
来日公演でもそうだったようにとにかく今バンドが絶好調なんだとこの日も実感させてくれるライヴだった。
Barney(Vo)はいつもの独特なあの動きでこの日もステージ狭しと動き回り客席を大いに盛り上げる。
とにかくバンドとしての完成度、成熟度はヘルプギターによるステージとは言え、他のバンドとは格の違いを見せつけられるような感じで貫禄充分なライヴだった。
今回NAPALM DEATHは屋内でのステージでのトリだったが、個人的には何故彼らが野外のメインステージでの出演でなかったのかが疑問だ。


3日目

SERPENTINE PATH

SERPENTINE PATH

三日目はまずメインステージに到着した時にはステージAではSERPENTINE PATHが演奏中。
ドゥームなサウンドを轟かせていたのだが、真っ昼間の晴天の中で見るドゥームはやっぱりどこか異様に感じてしまった。
来日経験もあるUNEARTHLY TRANCEを母体とするSEROPENTINE PATHだが、UNEARTHLY TRANCEが再結成する事となったが、活動は継続中の様子。
UNEARTHLY TRANCEを母体とするだけにサウンド面でもかなりの共通項を感じさせてくれる。
重さは勿論ながら黒さも感じさせるそのサウンドはやっぱり晴天の中で見ていて気持ちのいいものではなく、どちらかと言うと薄暗く狭い室内で鑑賞したかったというのが正直な感想。


BULLDOZER

BULLDOZER BULLDOZER

そしてイタリアのカルト・スラッシュ・レジェンド、BULLDOZERを初めて目撃。
ヴォーカルのA.C Wildはマイクスタンドを祭壇風にあしらいいい雰囲気作りをし、ライヴは彼らの1stアルバム「THE DAY OF WRATH」の"Cut-Throat"、"Insurrection Of The Living Damned"でスタートし一気に畳み掛ける。
いや~BULLDOZERを初めて聞いてから約30年、遂にこの目で目撃する事ができて感無量。

TRIPTYKON

TRIPTYKON
ツインギター体制の現在のBULLDOZERのメンバー構成は詳しくは分からないが(見た感じでは若いメンバーのよう)、とにかくA.C WildがいればBULLDOZERは成立するのだ。
そう思わされる存在感ありありのA.C Wildに釘付けになった。
2ndアルバムやリリース当時日本でも結構話題となった3rdアルバム「IX」の曲も披露してくれて往年のファンを存分に唸らせてくれるライヴだった。

続いてはTom Gabriel Fischer率いるTRIPTYKON。
ライヴ開始前にTomがアンプの裏からチラッと顔を覗かせるだけで客席からは歓声があがり期待の高さを伺わせる。
以前のCELTIC FROSTでの来日時と同じようにCELTIC FROSTの"Procreation (of the wicked)でライヴはスタート。

ブース

ブース
CELTIC FROSTでの来日時と同じように"Procreation (of the wicked)はスローヴァージョンで展開されていたが、TRIPTYKON自体がかなりCELTIC FROSTに比べてドゥーミーな展開のバンドな事を考えればそれも納得。
他にも数曲CELTIC FROSTの曲を披露してくれたが、その全てがスローヴァージョンだった。
目の周りを黒く塗りブラックメタル的印象も与えるTRIPTYKONだが、来日公演でもそうだったようにそのサウンドの主体となるのはどちらかと言えばドゥームであることは間違いない。
アメリカでのその人気の高さからもやはりTom Gabriel Fischerはメタル・シーンのレジェンド的存在である事を再確認させてもらった。

SODOMが直前でキャンセルとなってしまったためにステージAのトリは自動的にカナダのRAZORが務めることになった。
個人的にも結構楽しみにしてたんだけど、RELAPSEのスタッフからSOUND STAGEにマーチャンダイスを運ぶのを手伝ってくれと言われ、泣く泣くRAZORを諦めてSOUND STAGEに移動。


CEPHALIC CARNAGE

CEPHALIC CARNAGE

そしてSOUND STAGEではCEPHALIC CARNAGEがスタート。
今日もまたその超絶テクニックを惜しげもなく披露し、目まぐるしく展開されるグラインディング・デスメタルを披露。
とにかくこの高度な演奏を結構な暴れ方をするステージングの中で実践出来るレベルの高さに毎度驚かされる。

続いてはスウェーデンのWOLFBRIGADEが登場。
WOLFPACKを母体とする伝統的なクラストコアで彼らはデスフェスにおいてはやや浮いた存在になるような気がしていたが、そんな心配はまったく必要としない盛り上がり。
激シブに感じさせるそのサウンドは自然と体が反応してしまう心地よいリズムに溢れていた。


AGORAPHOBIC NOSEBLEED

AGORAPHOBIC NOSEBLEED

そして最後は個人的にもフェスの目玉の一つであるAGORAPHOBIC NOSEBLEEDの初ライヴ。
PIG DESTROYERのScottが手掛けるこのバンドは基本的にライヴを行わないバンドとして知られる存在であり、実質この日が初のライヴ出演である。
数日前にRELAPSEのスタッフと話をしていた時に「5分ぐらいで終わってもおかしくないよ。そういうことやりそうなバンドじゃん」なんて意見もありちょっと心配だったが、そんな心配も必要なくしっかりと一時間弱のステージを披露してくれた。
ベースは過去のバンドの写真では確認できない人物で恐らくはこのライヴのためのヘルプと思われる。
 ドラムは当然おらず打ち込み。
これが初ライヴかと思わせる安定感で客の盛り上がりも最高潮。 当然ながらドラムは打ち込みなので正確で当たり前なのだが、ライヴバンドとしてのまとまりはこの日が初めてのものとは思えないものだった。
最後には鳴り止まない歓声に応えるようにアンコールで2曲が演奏された。
これも個人的には意外な展開だったが、恐らくはこの日のライヴが自分達にとってもかなりいい手応えがあったことの証拠のように思えた。
是非今後もライヴ活動を継続してもらいたいものだ。



最終日

TOMBS

TOMBS

最終日はまずメインステージAにてTOMBSを観戦。
このバンドジャンルで言えば何になるのだろうか?
 デス/グラインドではないが、それに迫るスピード感もあり、ドゥーム的な重さもあり、悲哀を感じさせるメロディーもありで実にカテゴライズが難しい。
ギターのリフで発せられる物悲しい感じのメロディーは独特なものでニューヨーク/ブルックリン出身ならではの冷たさを感じさせるものだった。
とにかくカテゴライズも難しい独創的なバンドだ。

続いてはコロンビアの古参デスメタル、MASACREが登場。
自分達でも言っていたようにオールド・スクールなデスメタルを披露。
ブラスト・ビートに頼らないスラッシュ由来のスピード感は実にオールドスクールなデスメタルを実感させられる。
古参ならではの安定して演奏力も見事。


GOATSNAKE

GOATSNAKE

続いてステージAに15年振りの新作「BLACK AGE BLUES」のリリースを控えるSUN))でも御馴染みのGreg Anderson擁するGOATSNAKEが登場。
勿論見るのは初めてなのだが、そのステージの印象は意外なほどにハードロック調に感じた。
ヴォーカルにそれを一番感じたのは言うまでもない。
とは言え激重サウンドの要Greg Andersonのギターの重さも含めバックから発せられる重みは半端ない。
だがやはり晴天の青空の下で見るのは違和感を感じてしまうほどにヘヴィ。


WINTER

WINTER

続いてはニューヨークのドゥーム・レジェンド、WINTERを観戦。
ルックスもかなり年期の入った感じで、サウンドもまた年期の入った実にドゥームらしいドゥームという様相。
言わば直球のドゥーム・サウンド。
日当りののよいポカポカするような陽気の中での座りながらの観戦だったためかそのゆったりとしたリズム感を堪能していたら最後の方にはかなりの眠気におそわれ眠りに落ちる寸前だったが、それが実に気持ちよかったりもした。


ANAAL NATHRASH

ANAAL NATHRASH

続いてはステージBに英国のANAAL NATHRASHが登場。
最初ステージからかなり離れた位置で見ていた時には打ち込みかな?と思わせるほどに高速にして正確なドラムだったがステージに近づく事でそれが人力であることが分かった時には正直驚いた。
グラインドコアとブラックメタルのスピード感を混ぜ合わせたような異様とも言えるスピード感は独特で引き込まれるものがある。
サウンド自体もサイバー・ブラックメタルとも言われるバンドだが、ブラックメタル、デスメタル、グラインドコアと一本に絞るのではなくエクストリームなエッセンスをまとめ抽出している印象があった。

続いてステージAにSKEPTICISM、ステージBにDEMILICHというどちらもフィンランドのバンドが出演。
がしかしこの2バンドに関しては個人的にまったく予備知識がなかったので食事をしながら遠目に観戦。


NEUROSIS

NEUROSIS NEUROSIS

そしてステージAのトリはNEUROSISが務めた。
日も暮れてきていい雰囲気の中でライヴはスタート。
現在はヴィジュアル担当のメンバーがいないので以前のようにステージに映像を使うことはない(そもそもこのステージにはスクリーンがないが)。

 存在感のあるメンバーの佇まいはやはり凄みを感じさせるものがあり、引き込まれるものがあるのだが、正直なことを言ってしまうと以前の来日時の頃のようにツアーを繰り返していた頃のNEUROSISのステージからは一種のマジックのような、説明のできない何かが確実にあったと思っているのだが、この日のステージからはその神々しいまでの何かを感じ取ることはできなかったのが残念でならない。
勿論そこいらへんのバンドとは比べるまでもない凄みはあるのだが、あの時に感じた何かが欠けているように感じられてしまったのがもの凄く残念でならなかった。



AMORPHIS

AMORPHIS AMORPHIS

続いてはメインステージのトリとしてステージBにフィンランドのAMORPHISが登場。
ライヴ前にはRELAPSEのブースでサイン会も行われかなりの長い列を作るファンにその人気の高さを確認させられた。

AMORPHIS サイン会

AMORPHIS サイン会
リリースから30年が経過した彼らの出世作でありメロディック・デスメタルの元祖とも言われる名作「TALES FROM THE THOUSAND LAKES」を中心にしたステージ(全曲演奏だったのかな?)だったが、新作中心でないライヴとは思えない盛り上がり。
それだけ「TALES FROM THE THOUSAND LAKES」が人気の高い作品であり、またAMORPHIS自体の人気の高さを証明している。
 安定した演奏力とステージングはベテランらしい流石と思わされるものがあった。

個人的にはこの後SOUNDSAGEでMELT BANANA、D.R.Iを観戦したかったところだが、RELAPSEのブースの片付けのお手伝いでそれもなくなく断念。

 こうしてMARYLAND DEATH FEST4日間の観戦が終了した。
集まっていたファンも様々で鳥の着ぐるみを着た人や馬のかぶり物をした人、ブラックメタルなメイクをした人からバイキングな人までいてそれを見ているだけでも面白かった。
ファンの着ているTシャツを見ているだけでも展示会を見ているように様々。
ほんとによくこれだけのメタルファンが集まるものだと感心させられる。
冒頭にも書いた通り、これだけ大きな規模のメタルフェスをアリーナ級のビックバンドなしで開催出来るアメリカのメタルシーンの大きさを見せつけられる思いだった。
日本ではさすがにまだまだ難しいだろうが、いずれ日本にもこういった規模のフェスティバルが開催出来る日がくることを願うばかりである。


text by Jumbo